カタール最大の石油化学プロジェクトが着地
出典 : 中国化学情報ネットワーク
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February 26, 2024, 9:30 AM
2月19日、カタールのエネルギー会社が60億ドルを投資したラス·ラワン石化プロジェクトが建設され、カタールにおける同社最大の石化投資となる。
この世界的な石化プロジェクトは2019年に初めて,中東地域最大のエチレン分解装置を持ち,年産210万トンのエチレンを生産し,カタールのエチレン生産能力を40%以上向上させることを発表した。
2023年、カタールエネルギーはこのプロジェクトの最終投資決定を発表し、シボロン·フィリップス化学工業は70%の株式を、シボロン·フィリップス化学工業は30%の株式を保有する。
カタールエネルギーによると、このプロジェクトには2本のポリエチレン生産ラインが含まれており、高密度ポリエチレン製品の総生産能力は170万トン/年である。2026年末までにカタールの石化全体生産能力を約1400万トン/年に向上させる。
1960年代末70年代初め、カタールはその豊富な天然ガス資源を利用して中東地域で最初に石化基地を設立した国の一つになった。2023年3月、カタールエネルギーとシボロンフィリップスは、208万トン/年の生産能力を有するエチレン溶解装置を含む金三角ポリマー工場の建設を米国ヒューストンの近くで着工することを発表した。出典:中国化学情報網