硝酸カリウム
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June 23, 2025, 10:40 AM
ガイド
ハイライト
硝酸カリウム(KNO₃)は、無臭の白色結晶性イオン化合物で、正方晶系を示す。融点334℃、水溶性が極めて高く(100℃で2580 g/L)、非吸湿性・安定性に優れる。熱分解により酸素を放出し、溶融状態では強力な酸化剤となる。農業用ではNPK比13.8–0–46.6の高品位塩素フリー肥料として、即時利用可能な窒素とカリウムを供給する。
1.化学的および物理的特性
1.1 化学同定
- 化学名:硝酸カリウム
- 一般名:硝石、ニトレ、チリ硝石(天然形態)、KNO₃
- 分子式:KNO₃
- 分子量:101.103 g/mol
- CAS番号:7757-79-1
- 化学構造:K⁺カチオンとNO₃⁻アニオンを持つイオン化合物
- 結晶系:正方晶(アラゴナイト構造)
1.2 物理的特性
- 外観:無臭の白色結晶性固体
-
結晶形状:
- 常温での正方晶結晶
- 129°C以上での三方晶(相転移)
- 針状または prismatik 結晶形成
- 密度: 20°Cで2.109 g/cm³
- 硬度:モース硬度スケールで2.0
- 融点: 334°C (633°F)
- 沸点: 400°C (752°F) - 分解する
-
水における溶解度:
- 20°Cで316 g/L
- 25°Cで383 g/L
- 100°Cで2580 g/L
- バルク密度:1.0-1.3 g/cm³(粒子サイズと圧縮に依存)
1.3 化学的特性
-
熱分解:
- 2KNO₃ → K₂O + N₂O₅(高温時)
- さらなる分解: 4KNO₃ → 2K₂O + 2N₂ + 5O₂
- 酸化特性:溶融状態で特に強力な酸化剤
- pH: 水溶液中でほぼ中性(pH 6.0-7.0)
- 安定性:通常の条件下で安定しており、非吸湿性
-
反応性:
- 還元剤と激しく反応
- 有機物と爆発性混合物を形成
- ほとんどの無機化合物と互換性あり
- 電気伝導性:溶融状態で良好なイオン導体
1.4 栄養成分(農業用途)
- 窒素(N): 13.8%
- カリウム(K₂O):46.6%
- NPK 評価:13.8-0-46.6
-
栄養素の可用性:
- 100%水溶性の窒素とカリウム
- 植物に即座に利用可能
- 塩素含有量なし(塩素フリー)
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